最初にやること

家事を1つ選び、今回やる範囲を言葉にする。

昨日できたことが、今日は重く感じることもあります。家事を始める前に、今回の範囲を小さく決めて、途中で広げすぎないようにしてみます。

具体的な手順

  1. 生活に必要なものから選ぶ

    今日使う食器、明日着る服など、すぐに必要なものを1つ選びます。

  2. 終わりが分かる量にする

    「流しをきれいにする」ではなく「コップを1つ洗う」のように、量を決めます。できる量はその日ごとに変えて構いません。

  3. 決めた範囲でいったん終える

    続けられそうでも、一度止まって疲れを確認します。追加する場合も、次の小さな範囲を決めます。

手順を図で確認する

家事の範囲を決める手順。すぐに使う物を選び、コップ1つなど終わりが分かる量を決め、その範囲でいったん終えて疲れを確認する。 詳しい説明は記事本文にあります。
上の手順を図にまとめました。画像を押すと拡大できます。

たとえば、こんなふうに

洗い物がたまっている 今回の範囲:次の食事に使う皿と箸だけ洗う ほかの食器:次の機会にする

合わないときは

ごみや食品の傷みなど、健康や安全への影響がある部分を優先します。生活が回らない状態が続くときは、家族、支援者、地域の相談窓口などに手助けを相談してください。

出典と、この記事の編集について

日によって取りかかりやすさが違うという個人の投稿をきっかけに、編集部が家事の区切り方を考えました。

この手順は診断や治療に代わるものではなく、ADHDのあるすべての方への効果を確認したものでもありません。