最初にやること

いま気になっている音・通知・物を1つ選ぶ。

NHSは、成人のADHDへの職場での配慮の例として、静かな場所での作業を挙げています。何が気になるかは人によって違うため、一度に全部を変えずに試してみます。

具体的な手順

  1. 気がそれるきっかけを1つ選ぶ

    人の声、スマートフォンの通知、開いたままの別の画面など、直前に気になったものから選びます。

  2. 変更できる範囲で調整する

    不要な通知を一時停止する、別の画面を閉じる、静かな場所に移るなど、負担の少ない方法にします。職場では必要な連絡手段を相手と確認します。

  3. 1回の作業で比べる

    作業の区切りまで試し、続けやすかったかを確認します。静かすぎると落ち着かないなど、合わなければ元に戻します。

手順を図で確認する

気になる刺激を1つ減らす手順。きっかけを1つ選び、必要な連絡手段を確認して調整し、1回の作業で比べる。合わなければ元に戻す。 詳しい説明は記事本文にあります。
上の手順を図にまとめました。画像を押すと拡大できます。

たとえば、こんなふうに

気になったもの:チャットの通知音 変えること:作業の間だけ通知音を切る 残すこと:急ぎの連絡用の着信

合わないときは

音を遮る道具は、周囲の安全確認や必要な呼びかけを妨げない場面で使います。環境を変えられないときは、作業場所や時間の調整を職場に相談する方法もあります。

出典と、この記事の編集について

NHSの環境調整の例を参照し、編集部が試し方を考えました。通知の設定や比較の手順自体を、NHSが個別に推奨しているわけではありません。

この手順は診断や治療に代わるものではなく、ADHDのあるすべての方への効果を確認したものでもありません。