最初にやること

やることを1つ選び、最初の動作を1行で書く。

「資料を完成させる」のような大きなタスクは、どこから始めるかを決めるだけでも手間がかかります。最初の動作を、手を動かせるくらい小さく書いてみましょう。

具体的な手順

  1. 今日は1つだけ選ぶ

    気になっている作業の中から、取りかかりたいものを1つ選びます。全部の優先順位を決める必要はありません。

  2. 最初の動作に書き換える

    「資料を作る」なら「資料のファイルを開く」、「片づける」なら「机の空き缶を1つ捨てる」。すぐに動作が思い浮かぶ言葉にします。

  3. その動作を終えてから、続けるか決める

    1つ終えたら、次の動作を決めます。続けられそうになければ、次にすることを1行残して終えても構いません。

手順を図で確認する

最初の動作を小さくする3手順。作業を1つ選び、最初の動作に書き換え、終えてから続けるか決める。 詳しい説明は記事本文にあります。
上の手順を図にまとめました。画像を押すと拡大できます。

たとえば、こんなふうに

元のタスク:会議資料を作る 最初の動作:前回の資料を開く 次の動作:今日の会議の日付に変える

コピーして使う

最初の動作を決めるメモ

「資料を作る」なら「前回の資料を開く」、「洗い物をする」なら「コップを1個、流しに置く」。手や目をどう動かすかが浮かぶ言葉にして、最初の1つを書きます。

気になっている仕事・用事:

最初にする動作:
使う物・開くファイル:

【1つ終えたら】
続けるなら、次にする動作:
ここで終えるなら、再開するときの動作:

使うときに確かめること

  • 「準備する」など、まだ複数の作業を含む言葉なら、最初に触る物や開く画面まで具体的にする。
  • 相手の返事が要る場合は、その確認を先に分ける。
  • 最初の動作が終わっても、全部を続けて終える約束にはしない。

編集部が作成した記入用のひな型です。コピーして、自分の予定や仕事に合わせて書き換えてください。

合わないときは

小さくしても始められないときは、体調や負担の大きさも確認してください。締め切りが迫っているなら、作業量や期限を相手に相談する方法もあります。

出典と、この記事の編集について

先延ばしや完璧に仕上げようとする負担に関する投稿をきっかけに、編集部が手順を考えました。投稿者がこの手順を提案したという意味ではありません。

この手順は診断や治療に代わるものではなく、ADHDのあるすべての方への効果を確認したものでもありません。